「蕨餅」- わらびもち - 本蕨製 小豆こし餡入り
販売期間:3〜4月(予定)
お日持ち:常温で2日間
「蕨餅」は春の季語。
その理由は、原料である蕨粉の精製過程にあります。
12月〜2月にかけての極寒期に採取される、ひょろひょろの“か細い”蕨の根茎を砕き、真冬の寒水に繰り返し晒して灰汁を抜き、ごくわずかに残るデンプン質を乾燥させることで得られる「本蕨粉」。
葛粉と並び、和菓子材料の中でも特に希少性の高いものの一つです。
かつては早春の愉しみだった蕨餅も、蕨粉が年間を通じて流通する現代では、大福やどら焼き、お団子などと並ぶ「定番の和菓子」としてすっかり人気が定着した感があります。
にもかかわらず、塩野が「蕨餅」をおつくりするのは、春先のわずか1ヶ月ほど。
ひとえに、お菓子が持つ本来の季節感を大切にしたいとの想いからでございます。
のど越しのよいなめらかさの中にも、本蕨ならではのぷりっとしたコシと風味を残して練り上げた餅で小豆のこし餡を包み、香ばしい黒須黄粉で品よく化粧をしております。
「噛む必要がない程なめらか」
「ひとつではもの足りない」
との嬉しいお声も頂く人気のお品。
ぽってりと素朴な風情漂う春ならではのお菓子を ぜひご賞味くださいませ。
※毎日、限られた数のご用意となります。
ご予約を頂けましたら確実にお取り置きを致しますので、お一つから、お気軽にご利用くださいませ。
※ご注文、お問い合わせはお電話にてお願いいたします。
【御菓子司塩野】
Tel:03-3582-1881
営業時間:9:00〜17:00
日曜定休
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