茶の湯では炉開き、口切等の大切な行事がとり行われる11月。
特に炉開きの茶事で多く用いられるのが亥の子餅です。
猪は水の性質を持つとされるため火伏せ祈願として、また、多産でめでたい動物であることから子孫繁栄や豊作祈願の意味合いこめて、その姿を模したお菓子「亥の子餅」をおつくりしております。
販売期間:11月2日〜30日
お日持ち:常温で2日間
素朴なかたち、地味なお色味の定番菓子ながら、店によって個性や工夫が光る亥の子餅。
塩野では、煎りたての香ばしい白胡麻を混ぜたなめらかな求肥で、丹波大納言小豆の粒餡を包んでいます。豆の風味を活かした程よい甘さの大納言餡にプチプチとした胡麻の食感がアクセントとなり、シンプルながら、和菓子のおいしさをしみじみお楽しみいただける一品です。
ぜひ季節ならではのお菓子をご賞味くださいませ。
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